こちらは、メーカーより通達された重要情報となります。
[影響がある製品]
Endpoint Security for Linux (ENSL) カーネル更新パッケージ v10.7.13.225
RHEL 8.7 カーネル v4.18.0-425.10.1.el8_7+以前のENSLバージョン
[概要]
RHEL 8.7 カーネル v4.18.0-425.10.1.el8_7 に以前のバージョンの ENSL がインストールされていると、Endpoint Security for Linux (ENSL) カーネル更新パッケージ v10.7.13.225 のデプロイに失敗することがあります。
この問題は、ENSL の ko ファイルのソフトリンクが、カーネルにインストールされた以前の ENSL の
以下のパスに存在するために発生します。
・/var/McAfee/ens/esp/aac/kernel/4.18.0-425.10.1.el8_7.x86_64/
・/var/McAfee/ens/esp/fileaccess/kernel/4.18.0-425.10.1.el8_7.x86_64/
[回避策]
回避策として、アップデートに失敗する原因となるソフトリンクの残骸を除去する EEDK パッケージを作成しました。
EEDK パッケージとその手順は、以下のKBを参照ください。
Endpoint Security for Linux kernel update package v10.7.13.225 fails to deploy on RHEL 8.7 kernel v4.18.0-425.10.1.el8_7:
https://kcm.trellix.com/corporate/index?page=content&id=KB96302
追加の参考情報:
System hangs or crashes when installing or upgrading a specified kernel:
https://kcm.trellix.com/corporate/index?page=content&id=KB96285
[Trellix KB情報]
KB96302
KB96285
更新日:2023/2/10