[Q]
東日本リージョンに Azure Virtual Desktop を作成したいのですが、リージョンの選択肢に東日本がありません。
[A]
ホスト プール作成時の [基本] タブ - [場所] の項目は、メタデータの保存先であるデータセンターの場所を指定する項目であり、展開先の指定をするリージョンとは異なります。
※メタデータとは、テナント名、ホスト プール名、アプリ グループ名、ユーザー プリンシパル名などのグローバル メタデータ情報を指します。
このメタデータのリージョンは、現時点では日本リージョンへの展開日時は未定ですが、将来的には日本リージョンにも保管可能となる見込みです。
なお、メタデータ以外の MS 管理プレーン (RDGateway や Connetion Broker など) は既に日本リージョンへ展開済みであり利用も可能ですので、日本に存在するセッション ホスト VM へ接続する際は、基本的に米国を経由することはありません。
※ 管理プレーンは接続元から最も近いリージョンのものを選定し利用するため、指定はできないことをご留意ください。
また、作成したセッション ホスト VM のリージョンとメタデータのリージョンに差異があった場合にも、Azure Virtual Desktop のご利用には特に影響はありません。
[参考情報]
Azure Virtual Desktop のデータの場所
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-desktop/data-locations
-----// 抜粋 //---------
Azure Virtual Desktop では、ホスト プール名、アプリ グループ名、ワークスペース名、ユーザー プリンシパル名など、さまざまな種類の情報をデータセンターに格納します。 お客様は、サービス オブジェクトの作成中に、オブジェクトを作成する必要がある場所を入力する必要があります。 入力した場所によって、オブジェクトの情報が格納される場所が決まります。 お客様が Azure リージョンを選択すると、関連する情報が関連付けられた地域に格納されます。
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[更新日]
Update:202202