[Q]
SQL Database の計画メンテナンスのタイミングを制御することはできますか?
[A]
価格レベルによっては、規定以外のメンテナンス期間を設定することができます。参考情報の サポートされるサービス レベル目標 をご参照ください。
下図は価格レベル 汎用 の SQL Database の メンテナンス期間 です。
注意1: メンテナンス期間 を構成または変更する場合、サービスへの影響が生じます。参考情報をご確認下さい。
注意2:システムの規定値 のメンテナンス期間を設定している場合、事前通知 (プレビュー) は機能しません。詳細については、下記参考情報の SQL Database の計画メンテナンスの事前通知の注意点 をご参照ください。
[参考情報]
サポートされるサービス レベル目標
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-sql/database/maintenance-window#supported-service-level-objectives
<抜粋>
既定以外のメンテナンス期間は、すべての SLO で選択できますが、次の場合を除きます。
ハイパースケール
インスタンス プール
レガシ Gen4 vCore
Basic、S0、および S1
DC、Fsv2、M シリーズ
メンテナンス期間の構成 (プレビュー)
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-sql/database/maintenance-window-configure?tabs=azure-portal
<抜粋>
重要
メンテナンス期間の構成は、Azure SQL リソースのサービス レベルの変更と同様に、時間のかかる非同期操作です。操作の終了時に発生する短い再構成を除いて、操作中にリソースを使用できます。これは、長時間のトランザクションが中断された場合でも、通常は最大 8 秒です。再構成の影響を最小限に抑えるには、ピーク時以外に操作を実行してください。
Azure SQL Database のゲートウェイ メンテナンス
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-sql/database/maintenance-window#gateway-maintenance-for-azure-sql-database
<抜粋>
メンテナンス期間の最大のメリットを得るには、クライアント アプリケーションでリダイレクト接続ポリシーを使用していることが必要です。 リダイレクトは推奨の接続ポリシーであり、このときクライアントはデータベースをホストしているノードへの直接接続を確立します。これにより、待機時間が短縮され、スループットが向上します。
SQL Database の計画メンテナンスの事前通知の注意点
<抜粋>
メンテナンス期間がデフォルト設定の場合は、事前通知は有効ではありませんのでご注意ください。
[更新日]
Update:202109