[Q]
Azure 料金計算ツール( https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/ )で、仮想マシンの料金計算をしています。
「インスタンス」の所に表示される「一時ストレージ」だけで、私が必要なディスクサイズが十分であれば、Managed Disks は[0]ディスクで計算しても良いですか?
例) D2 v2: 2 vCPU、8GBのRAM、50GBの一時ストレージ
[A]
「一時ストレージ(Windowsの場合 D:ドライブ)」は、アプリケーションやプロセスのために短期間の保存場所を提供するものであり、ページやスワップ ファイルなどのデータ格納のみを意図しています。
OSインストール先の「OSディスク(Windowsの場合 C:ドライブ)」とは異なるものです。
仮想マシンは「OSディスク」が必要で、「一時ストレージ」だけで動作させる事はできません。
従いまして、仮想マシンの料金を計算する際には、Managed Disks は[0]ではなく[1]以上で計算してください。
[参考情報]
Azure マネージド ディスクの概要 - ディスクロール
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/managed-disks-overview#os-disk
[更新日]
Update:202108