東日本リージョンで Azure SQL Database をご利用になられているお客様へ重要なお知らせ
パフォーマンスの改善とログインレーテンシ-の改善のために、2020年9月1日以降、東日本リージョンの 2 つの SQL Database ゲートウェイが使用されるようになります。その結果、お客様の使用されている SQL Database のパブリックIP アドレスが変わる可能性があります。
■ 2020 年 9 月に実施される Azure SQL Database ゲートウェイの変更
https://azure.microsoft.com/ja-jp/updates/azure-sql-database-gateway-changes-sept-2020/
この変更は、2020年7月1日に発生したMicrosoft Azure 東日本データセンターにおけるSQL ゲートウェイの障害の対策の一環としてもアナウンスされています。
サービスを継続的にご利用いただくために
2020年9月1日までに、以下2つの IP アドレスの Azure SQL Database ゲートウェイとの通信が許可されるようネットワーク構成の変更をお願いします。
・ 40.79.192.5
・ 40.79.184.8
SQL Database のゾーン冗長の構成をとっているお客様は、クライアントがすべての東日本リージョンのゲートウェイの IP アドレスと通信出来るように設定いただく必要があります。
■ ゲートウェイ IP アドレス
下記にリージョン別のゲートウェイの IP アドレスが記載されています。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-sql/database/connectivity-architecture#gateway-ip-addresses
該当する構成で対処されなかった場合の影響
ゲートウェイの IP アドレスについて適切に設定されない場合は、該当ゲートウェイの IP アドレスとの通信ができなくなりますので、ログイン失敗の可能性があります。
お客様のクライアントマシンからの通信を Firewall や Azure NSG、その他ネットワーク機器等で制御している場合にも対処が必要となります。それらの設定について見直していただき、クライアントマシンが東日本リージョンのゲートウェイの IP アドレスと確実に通信出来るようにする必要があります。既に適切に設定されている場合は、特にアクションは必要ございません。
ご参考
東日本リージョンで SQL Database をご利用のお客様へは、Microsoft社から以下の内容のご案内も展開されています。
[更新日]
Update:202008