[Q]
CassiaCassiaゲートウェイのDebug Toolの使い方を教えてください
[A]
アクセスコントローラ(FW ver2.1.1以降)にはDebug Toolがございます。※AC最新FWはファイル交換システムにアップしてあるので必要あればアップデート下さい。
Debug ToolはCassia社APIを簡易的に試すことが出来るWebツールです。開発の際にどのAPIをどのように使用した良いのかを確認する際などに役に立ちます。
Cassia SDK Implement Guide:
Cassia社が用意しているAPIの仕様は以下のURLよりアクセス可能です。
お使いのアプリケーションにAPIを組み込む場合などこちらを参照ください。
https://github.com/CassiaNetworks/CassiaSDKGuide/wiki
操作方法は以下を参照ください。
【操作方法】
1. アクセスコントローラにログインし、Gatewayメニュー選択(FW2.1.1から名称がRouterからGatewayに変わっています)
2. 操作したいCassia Gatewayのラインをクリック
3. 右に表示される詳細画面の”Tools”タブ→Bluetooth Debug Toolの拡張矢印を選択。
4. Control Setting欄で以下項目を設定します。
※Access Controller経由で起動した場合は設定項目が入力されている為、特に変更する必要はありません。
- Control:Gateway経由(※)又はAC経由を選択
※Gateway経由の場合、操作用PCがGatewayと統一LANネットワーク上にある必要があります。 - Server:Gateway又はACのIPアドレス(ドメインアドレス)
- Key:ACのSettingsメニューの”Developer Account for RESTful APIs”欄にあるDeveloper Keyの値(AC経由の場合のみ)
- Secret:ACのSettingsメニューの”Developer Account for RESTful APIs”欄にあるDeveloper Secretの値(AC経由の場合のみ)
- Gateway:GatewayのMacアドレス(AC経由の場合のみ)
5. Scan Setting欄で以下項目を設定します。
Chip:Gatewayに2つ搭載されているBLE ChipのChip0又はChip1を選択
Name Filter:SCAN APIのName Filter機能(センサアドバタイズパケットのNameフィールドでFilter)を使用する場合は値を入力
MAC Filter:SCAN APIのMAC Filter機能(センサアドバタイズパケットのMACフィールドでFilter)を使用する場合は値(MACアドレス)を入力
RSSI Filter:SCAN APIのRSSI Filter機能の値を設定
ポイント:
まず最初にAPI書式を確認したい場合は、Name Filter、MAC Filterに何も記載せず(周辺デバイス全てをSCANします)、
ゲートウェイの周辺にあるすべてのデバイスが表示されるか確認してみてください。
表示されたデバイスの中に自分のデバイスが確認できたら、Filterパラメータを有効にして絞り込んでみてください。
例)Name Filter:”Cassia-BLE"、MAC Filter:”01:23:45:67:89:10"に設定
6. Scanの後にConnectionをする場合には、Connect Setting欄で以下項目を設定します。Connectionをしない場合は手順7へスキップ。
Chip:Gatewayに2つ搭載されているBLE ChipのChip0又はChip1を選択
GATT:Connection(Open)又はDisconnect(Close)を選択
Timeout(s):Connection Timeout値を入力
Other:その他パラメータを入力
7. “Start Scan”ボタンをクリックし、右Windowsのグレー枠をクリック
8. “Scan Device”メニューの“Scan Result”タブにScan結果が表維持されているのを確認
- Device Count:Scanしたデバイス数
- Search MAC or Name:特定のMACアドレス、Nameのデバイスを検索する場合に入力
- Export : SCAN結果をcsvで取得する場合にクリック
- Clear:画面表示をクリアする場合にクリック
- Name:アドバタイジング内パケットに設定されているName
- Address:デバイスのMACアドレス
- Type:アドバタイジングパケットのpubic/random
- RSSI:RSSI値
- Operation:
“Connect” → Connectionをする場合にクリック
“Add Chart” → RSSI Chartに追加する場合にクリック
9. 事前に実行したScan動作を、WebブラウザからAPIを実行することでAdvertising パケットを確認することができます。
例えば事前にSCANを実行した場合、API Logメニューを選択するとAPI Name欄に“Scan”という行が表示されています。
Request欄に記載されているURL(青色部分)をクリックするとブラウザの別画面でSCAN APIが実行されます。
[更新日]
update:202408