[Q]
DevOps:プロジェクトを利用できるwork item tracking system の種類を教えてください。
[A]
Azure DevOpsでプロジェクトを作成する際に、4種類のwork item tracking system を選択できます。
Basic:
基本のテンプレートです。チームのメンバーで作業内容と進捗状況を共用することが可能です。作成可能な項目は 「Epic」、「Issue」、「Task」の3種類です。
※ ステータス管理では、「To Do」、「Doing」、「Done」の三つが利用されています。
Agile:
アジャイル開発を実施することを意識したテンプレートです。作成可能な項目は「Bug」、「Epic」、「Feature」、「Issue」、「Task」、「Test Case」、「User Story」の7種類です。
※ ステータス管理では、「New」、「Active」、「Resolved」、「Closed」の4つが利用されています。
Scrum:
スクラム開発を実施することを意識したテンプレートです。作成可能な項目は「Bug」、「Epic」、「Feature」、「Impediment」、「Product Backlog Item」、「Task」、「Test Case」の7種類です。
※※ ステータス管理では、「New」、「Approved」、「Build and Test」、「Deploy」の4つが利用されています。
CMMI :
CMMI(能力成熟度モデル統合)を意識したテンプレートです。より厳密な問題管理・変更管理・リスク管理等を実施したい場合は有効です。作成可能な項目は「Bug」、「Change Request」「Epic」、「Feature」、「Issue」、「Requirement」、「Review」、「Risk」、「Task」、「Test Case」の10 種類です。
※ ステータス管理では、「Proposed」、「Active」、「Resolved」、「Closed」の三つが利用されています。
各Work Item Tracking Systemにおいて利用できる項目名
項目名 | Basic | Agile | Scrum | CMMI |
Bug | 〇 | 〇 | 〇 | |
Change Request | 〇 | |||
Epic | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Feature | 〇 | 〇 | 〇 | |
Issue | 〇 | 〇 | 〇 | |
Requirement | 〇 | |||
Review | 〇 | |||
Risk | 〇 | |||
Task | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
Test Case | 〇 | 〇 | 〇 | |
Impediment | 〇 | |||
Product Backlog Item | 〇 | |||
User Story | 〇 |