[Q]
Log Analyticsの料金体系を教えてください。
[A]
Log Analyticsの利用料金では、データインジェストのための料金とデータ保持のための料金から構成されています。
※ 以下の表は「Azure Monitor の価格」に 2024年6月時点で記載されている 東日本 の金額です。料金は改定されることがありますので、最新の情報についてはサイトをご確認ください。
[ データインジェストの料金 ]
サービスに取り込まれたデータがギガバイト(GB)単位で課金されます。
従量課金プラン:
機能 | 含まれている無料ユニット | 料金 |
---|---|---|
データインジェスト | 顧客あたり5GB/月 | ¥526.051/GB |
定額プラン:
容量 | 価格 |
---|---|
100 GB /日 | ¥44,761.51/日 |
200 GB/日 | ¥84,042.01/日 |
300 GB/日 | ¥123,322.51/日 |
400 GB/日 | ¥160,776.01/日 |
500 GB/日 | ¥197,544.38/日 |
1,000 GB/日 | ¥388,237.51/日 |
... | ... |
[ データ保持の料金 ]
※ デフォルトの設定ではデータ保持期間が30日に設定されています。
機能 | 含まれている保持日数 | 料金 |
---|---|---|
データ保持 | 31日 | 1 GB あたり ¥23.626/月 |
Azure ポータルの、Log Analytics → 使用量と推定コスト で使用状況を確認できます。
Monitor → Log Analytics ワークスペース で (必要に応じてフィルタを設定して)、各ワークスペースの 保存期間 (Retention) を確認できます。
[参考情報]
Azure Monitor ログでのデータ保持とアーカイブ
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/logs/data-retention-archive?tabs=portal-1%2Cportal-2
<抜粋>
Azure Monitor ログでは、次の 2 つの状態でデータが保持されます。
対話型保持: 最長 2 年間の対話型クエリについて分析ログを保持できます。
アーカイブ: ワークスペース内の使用頻度の低い前のデータをより低コストで保持できます。 検索ジョブと復元を使用すると、アーカイブ状態のデータにアクセスできます。 アーカイブ状態のデータを最長 12 年間保持できます。
Azure Monitor のコストと使用量
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/cost-usage#view-azure-monitor-usage-and-charges
Azure Monitor の使用量と料金を表示する
Azure Cost Management + Billing | 課金対象コストを把握するために使用する強力な機能が用意されています。 さまざまな Azure Monitor 機能の料金と、時間の経過に伴う予想コストを分析するための複数のオプションがあります。 |
使用量と推定コスト | 課金対象コストを把握するために使用する強力な機能が用意されています。 さまざまな Azure Monitor 機能の料金と、時間の経過に伴う予想コストを分析するための複数のオプションがあります。 |
Log Analytics ワークスペースの価格レベルを変更する
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-monitor/logs/change-pricing-tier?tabs=azure-portal#changing-pricing-tier
価格レベルの変更
<抜粋>
Azure portal を使用してワークスペースの価格レベルを変更するには、次のステップを実行します。
1.[Log Analytics ワークスペース] メニューからワークスペースを選択し、[使用量と推定コスト] を開きます。 これにより、このワークスペースで使用できる各価格レベルのリストが表示されます。
2.それぞれの価格レベルについての推定コストを確認します。 この見積もりでは、過去 31 日間の使用量が標準的な使用量であると想定しています。
3.見積もりコストが最も低いレベルを選択します。 このレベルに推奨レベルのラベルが付けられます。
[更新日]
Update:202004
Update:202406