[Q]
サービス正常性アラート (正常性の勧告) 「Important notice: Default security settings for new Azure Storage accounts will be updated」という通知が届きました。詳細について教えてください。
追跡 ID: _LVK-RT8 (または Tracking ID __LVK-RT8)
[A]
2023 年 8 月以降に新規で作成されるストレージ アカウントを対象とした既定の設定値変更に関するお知らせです。2023 年 8 月以前に作成された既存のストレージ アカウントは対象外となります。
既定の設定値が変更となるのは、次の2つの項目で、これらの既定の設定が「オフ」に変更となります。
- BLOB パブリックアクセス
- クロステナント レプリケーションを許可する
それぞれの現在の値は、Azure ポータルで、各ストレージアカウントの下記の設定項目にて確認できます。
・BLOB パブリックアクセス
ストレージアカウント のメニューで、「設定」の「構成」にある「BLOB パブリック アクセスを許可する」 をご確認ください。
・クロステナント レプリケーションを許可する
クロステナントレプリケーション の設定は、ストレージアカウント のメニューで、「データ管理」の「オブジェクト レプリケーション」にある「詳細設定」をクリックすると、下図のように「クロステナント レプリケーション」の設定が表示されます。
それぞれの設定項目については、下記参考情報をご参照ください。
[参考情報]
コンテナーと BLOB の匿名パブリック読み取りアクセスを構成する
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/blobs/anonymous-read-access-configure?tabs=portal
既存のアカウントのテナント間レプリケーションを修復する
https://learn.microsoft.com/ja-JP/azure/storage/blobs/object-replication-prevent-cross-tenant-policies?tabs=portal#remediate-cross-tenant-replication-for-an-existing-account
新しいアカウントのテナント間レプリケーションを修復する
https://learn.microsoft.com/ja-JP/azure/storage/blobs/object-replication-prevent-cross-tenant-policies?tabs=portal#remediate-cross-tenant-replication-for-a-new-account
[更新日]
Update:202305